BCM4306チップセットの無線LANカードを使う

LinuxでBroadcom社製のBCM4306チップセットの無線LANカードを使用する方法。
基本的にこちら に記述している内容で導入できる。
自分は、Fedora、CentOS、openSUSE等で作業したが、問題なく使用出来た。
リンク先ではb43-fwcutter等のファームウェア抽出ツールのソースからの導入方法も記述しているが、 ほとんどのディストリビューションではパッケージで用意されているので、ここでは割愛する。
ドライバについてはkernel内蔵のb43を使用するが、ほとんどの場合はデフォルトで有効になっているので、 こちらも割愛する。
また、IPアドレスの設定等も割愛する。

環境

色々なディストリビューションで作業した為、チップセットのみ。
リンク先のコマンドに従い、確認した結果。

# lspci -vnn | grep 14e4
02:04.0 Network controller [0280]: Broadcom Corporation BCM4306 802.11b/g Wireless LAN Controller [14e4:4320] (rev 03)

リンク先でPCI-IDが[14e4:4320]はsupportedになっているので、使用出来ることが確認出来る。

ファームウェアのインストール

ファームウェア抽出ツールはインストール済みとする。

openSUSEの場合

最も簡単に導入出来ると思われる。
基本的に、コマンドを実行すれば自動でファームウェアが導入出来る。

# /usr/sbin/install_bcm43xx_firmware

これで認識されるので、後はIPアドレスやESSIDを設定する。

Kernelが2.6.25以降の場合

以下のように入力し、ファームウェアのダウンロードからインストールまでを行う。

# export FIRMWARE_INSTALL_DIR="/lib/firmware"
# wget http://mirror2.openwrt.org/sources/broadcom-wl-4.150.10.5.tar.bz2
# tar xjf broadcom-wl-4.150.10.5.tar.bz2
# cd broadcom-wl-4.150.10.5/driver
# b43-fwcutter -w "$FIRMWARE_INSTALL_DIR" wl_apsta_mimo.o

これで認識されるので、後はIPアドレスやESSIDを設定する。

Kernelが2.6.24の場合

以下のように入力し、ファームウェアのダウンロードからインストールまでを行う。

# export FIRMWARE_INSTALL_DIR="/lib/firmware"
# wget http://downloads.openwrt.org/sources/broadcom-wl-4.80.53.0.tar.bz2
# tar xjf broadcom-wl-4.80.53.0.tar.bz2
# cd broadcom-wl-4.80.53.0/kmod
# b43-fwcutter -w "$FIRMWARE_INSTALL_DIR" wl_apsta.o

その他のバージョンのKernelの場合

自分の場合、CentOSで作業を行った。
リンク先ではファームウェア抽出ツールにbcm43xx-fwcutterを用いるのはdeprecatedとなっているが、 問題なく動作した。

# export FIRMWARE_INSTALL_DIR="/lib/firmware"
# wget http://downloads.openwrt.org/sources/wl_apsta-3.130.20.0.o
# bcm43xx-fwcutter -w "$FIRMWARE_INSTALL_DIR" wl_apsta-3.130.20.0.o

ファームウェア抽出ツールにbcm43xx-fwcutterではなく、b43-fwcutterを用いる場合、 最後のbcm43xx-fwcutterコマンドの部分を以下のように変更する。

# b43-fwcutter -w "$FIRMWARE_INSTALL_DIR" wl_apsta-3.130.20.0.o

これで認識されるので、後はIPアドレスやESSIDを設定する。

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